【大紀元日本2月5日】インドネシアは連日の豪雨による洪水が発生し、ジャカルタと周辺地域に深刻な被害をもたらし、すでに25人が死亡、34万の住民は家を失ったという。救急隊は膨大な被災者の緊急救援に急いでいるという。中央社が伝えた。
地元気象庁(BMG)は更なる豪雨を予測し、当局は緊急事態として、1万2600人の警察を出動させ、ヘリコプター、ゴムボード等を利用して救急活動を行っている。一方、タイヤ、子供用浮き輪、ボートなどを利用し自力で避難した住民もいるという。
2日より降り続く豪雨はジャカルタ市内を縦横に交差する多くの河川の堤防が決壊し、洪水による一部の地域の家屋は屋根まで水に埋もれたという。
ジャカルタ警察当局スポークスマンのアイナ氏は「十分な人力はあるが、避難用ボムボートが不足している」と語った。アイナ氏はインドネシアの国営アンタラ新聞社に対して、「ジャカルタおよび周辺地域では20人が死亡し1人が行方不明になっており、死者は疾病、寒さ、感電または洪水に流されたために死亡した」と明らかにし
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