米NY:新唐人・新年祝賀祭記者会見、中共による名誉棄損と妨害を訴える

2007/02/03
更新: 2007/02/03

【大紀元日本2月3日】新唐人テレビニューヨーク総局は1月29日、記者会見を開き、「全世界華人新年祝賀祭」の巡回公演情況を紹介すると同時に、中国共産党による祝賀祭への名誉毀損妨害を訴えた。会見場にはAP、ロイター、ニューヨーク・ポスト、ニューヨーク・サンなどの十数社の主流メディアが出席し、多大な関心を寄せた。

記者会見では、彩り鮮やかな衣装が披露され、伝統文化の価値を内包する舞台芸術が詳細に紹介された。その後、二胡が演奏され、古代中国の雰囲気を漂わせた。

中国伝統文化と法輪功との関係についての記者の質問に対し、新唐人テレビの周世雨・副総裁は、真の中国伝統文化は佛家、道家、儒家思想に基づくもので、法輪功が原則とする「真・善・忍」はまさに中国伝統文化の精華であるとの認識を示した。

また、最近、北京当局のスパイ機関による祝賀祭への名誉毀損と妨害にも触れ、そのスパイ組織が新年祭のスポンサー及び出演者、外国の政府及び要人に圧力をかけていると述べた。中共が祝賀祭を妨害する真の原因は、その闘争哲学と残虐な本性が中国伝統文化とは相容れないことにあると語った。

中国大陸においての伝統文化の危機的な情況についての記者の質問に、周副総裁は、中共は中国伝来のものではなく外来の政権で、その理念は中国伝統文化とは相容れないもので、中共は政権を維持するために、文化大革命のような運動を繰り返して伝統文化を破壊し、中国人民の思想をコントロールすることを目的にすると語った。

全世界華人新年祝賀祭の世界巡回公演は1月3日のカナダ・バンクーバー公演を皮切りに、世界29都市を巡り、70公演で15万人から20万人の観客動員を予定している。日本には、3月10日に関西公演(兵庫県尼崎市アルカイックホール)が、3月14日に関東公演(埼玉県さいたま市大宮ソニックシティー)が行われる。チケットなどの問い合わせは、新唐人日本(電話03・3526・3001)へ。

(記者 張明宇)
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