韓国外務省:駐韓国中共外交官に出頭要求、外交特権濫用で

2007/01/06
更新: 2007/01/06

【大紀元日本1月6日】韓国外務省関係者はこのほど、韓国政府が駐ソウル中国大使館の外交官に対して、出頭を求めたことを明らかにした。中国外交官が先月韓国首都ソウルで警察の飲酒検問でアルコール検査の要求に対して、外交免除特権を主張し、測定を拒否した事件に関係しているとみられる。

12月、中国大使館の車はソウル市内で、飲酒検問の警察官に止められ、アルコール検査を求められたが、乗車している4人が外交特権でアルコール検査の免除を主張し、検査を拒否したという。4人は車の中でこもったまま、警察と8時間対峙した。のち、中国大使館関係者が駆けつけ、4人の身分を証明してから、その場を立ち去ったという。

韓国外務省幹部は、外交関連のナンバープレートが付いている車両に乗っていても、本人たちが外交職員であるかどうかの説明はしなかったとし、警察側の要求に従い、身分を証明すべきだと主張した。韓国外務省は、韓国政府は外交官が享受する特権の行使を制約するつもりはないとし、しかし、外交官でも同国の法律を順守する義務があると強調した。

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