上海の化学工場で爆発事故、三人負傷

2006/11/13
更新: 2006/11/13

【大紀元日本11月13日】12日早朝、上海浦東高行地区の「上海華宜丙稀酸有限公司」で爆発事故が発生、隣接した工場内の工員三人が負傷したが命に別状はないという。中央社が伝えた。

「新華社ネット」によると、上海華宜丙稀酸有限公司の所在地区では、目撃者によると大きな爆発音と衝撃波が発生したという。同公司に隣接した「上海精細化学工場」では、夜勤の三人が皮膚に裂傷を負ったが命に別状はなかったという。

爆発の衝撃で電線が落下する事故があったが停電は起きなかった。爆心地の周囲1km以内では、住宅の一部に窓ガラスが割れるのが見られた。現在、関係機関が事故調査を行っているが、安全管理の欠如が原因とみられる。