【大紀元日本10月18日】前上海市委書記・陳良宇氏が社会保険基金をめぐる汚職事件で免職処分されたことに次いで、国家統計局局長・邱暁華氏も突然免職された。邱局長は今年3月に就任したばっかり。同氏の行方について、現在は不明である。
新華社は10月12日に、国務院発展研究センターの副主任・謝伏瞻氏が、国家統計局局長に任命されたと報じた。報道の中、邱氏が免職された後の新しい職務について一切触れなかったことから、「事件発生」を臭わせた。11日にメディアの取材に対して、邱氏夫人は「分からない」との回答だった。
邱暁華氏は1958年に福建省寧化市に生まれ、経済学博士であり、1982年に国家統計局に入局した。これまでに、総合統計署副署長、署長、実習副長官、ジェネラル・エコノミスト、新聞スポークスマンを歴任し、のち安徽省省長補佐の職務についた。さらに、1999年9月、国家統計局副局長。2003年7月、国家統計局副局長、党組副書記。2005年11月国家統計局党組書記を経て、2006年3月、国家統計局局長になった。
一方、新しく就任された局長の謝伏瞻氏(52)は湖北省天門市の出身で、元国務院発展研究センター副主任で、学者型高官である。謝氏は1986年に、国務院に勤務してから、研究員、副局長、オフィス主任兼学術委員会秘書長を歴任した。1999年10月より、国務院発展研究センターの副主任に就任し、中国科学院学部諮問委員会顧問、華中科学技術大学教授、博士専攻の指導教授をも兼任している。
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