「朝鮮日報」名誉総裁、2人組に襲撃される

2006/10/02
更新: 2006/10/02

【大紀元日本10月2日】9月29日、韓国時間の午後1時頃、「朝鮮日報名誉総裁・方又榮(78)は帰宅途中、路上で身分不明の男性2人組に襲撃された。車のガラスは破壊されたがケガ人は出ていない模様で、警察は現在調査を進めているという。

韓国の大手新聞メディア「朝鮮日報」によると、29日午後に前社長の方応謨氏逝去22周忌のイベントに参加された同社名誉総裁・方又栄氏の車が停車した隙に、男性2人組が後部座席の後ろガラスをレンガで強く叩き壊したという。男性はその場を走り去り、3メートルの高さの塀を乗り越えて逃走したという。ガラスの破片は車中に散らばったが、大きい被害はなかったという。

報道によると、容疑者は20歳台で、1人は身長が約180センチ位、ジャージ姿でリュックを背負っていたという。もう1人は身長が低く、服装は不明である。目撃者によると、レンガは白い紙に包まれており、外側にビニールを被せてあったという。また、白い紙には「弔い」(赤字)、「民族の」(黒字)、「敵」(赤字)、「朝鮮日報」(黒字)と書かれているという。

警察側は、容疑者が方氏のスケジュール、車種や停車場所などを詳しく把握していることから、計画的であるとみて調査を進めているという。警察庁の李宅淳長官は,

容疑者らは反朝鮮日報勢力の犯行とみて、すでに170人の警官を投入し、犯人の逮捕に尽力すると強調した。