【大紀元日本8月18日】中国「重慶日報」紙の報道によると、重慶市は連日猛暑に襲われ、8月16日の44・5℃が53年以来の最高気温を破り、歴史的記録を作ったという。
重慶市当局は16日、今夏で初めての気温注意警報を出した。同日午後3時、全市は城口、黔江、酉陽、秀山、石柱、忠県の6区を除き、ほかの34区がすべての日中最高気温が40℃を超えたという。また、重慶市の中心部の気温は記録破れの43℃だった。
情報筋によると、猛暑のため、電気及び水不足が目立ち、李家沱地区の養鶏場では、水不足のため、数万羽もの鶏が死亡したという。
政府当局は、同日より気温が下がるまでの間に、全市各機関や企業側で職員の交替勤務を講じるよう、また、学校側が繰り上げた軍事訓練も遅らせるよう緊急通告した。
一方、重慶市気象局は、高い気温は8月下旬まで続き、22日ごろに一部の地区ににわか雨、26日ころに大雨または暴雨を予測している。気象局によると同予測の確率は70%であるという。
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