【大紀元日本8月13日】上海で11日午後、リニアモーターカーから火災が発生し、乗客らは直ちに避難したため、けが人はなかった。中央社が伝えた。
目撃者によると、11日午後2時20分過ぎに、龍陽駅に到着したリニアモーターカーから煙が出て、火花が飛び散っていたという。駆けつけた消防隊員は、駅および乗客に影響のないように、乗客を避難させてから、火災発生した車両を駅から浦東国際空港方向へ約2~3キロメートルを離れた場所まで移動させたのち、消火作業を行った。作業は2~3時間がかかって、午後4時45分ころにようやく火を消し止めたという。
地元公安当局は情報を封鎖し、メディア関係者の取材を拒否したため、火災よる車両の被害状況は不明である。また、当局側では、リニアモーターカーは浦東国際空港から上海に向っていたとしているが、午後3時40分に火災を鎮火したとの説明は、目撃者の説明と異なっている。
報道によると、今回の火災は人為的要素の可能性が低いとみて、事故原因についての調査を急いでいるという。