【大紀元日本8月2日】1週間前に、湖南省湘陽県の都市部で、大規模な衝突が発生し、政府当局は多数の警官を出動させて、ようやく鎮静したという。衝突により、けが人が出た模様。
自由の声ラジオ局(RFA)によると、今回の衝突は地元楊林塞郷村民および都市部の住民の間で、些細な口論から喧嘩になり、大規模な衝突に発展したという。楊林塞郷村民によると、村民の殆どは60年代に新化県からの移民で、地元の住民とはうまくいっていないという。
また、インターネットのブログ情報によると、双方の住民は口論から喧嘩となり、一部の商店や娯楽場所、レストランが破壊されるまでに発展したという。さらに、7月25日に楊林塞郷の住民数百人は鉄の棒や手製の銃を持ち、3台の大型バスで都市部に到着してから、次から次へと店を破壊したという。一部の野次馬が負傷した。また、衝突中に死者が出た模様だが、詳しいことはわかっていない。
都市部の住民たちは、損害を求め、元凶を取り締まるよう公安局に迫ったが、当局からの満足できる回答が得られなかったために、群衆は当局と衝突したという。現場にいた楊林塞郷村民によると、県委書記は一度群衆に強制的に連行されそうになったという。湘陽県都市部の住民は、県委書記に対して楊林塞郷村から元凶を逮捕するように求めたが、拒否されたため、群衆に縛られた。のち、警察隊が駆けつけ、ようやく騒動が収まったという。
記者は湘陽県政府、県公安局および岳陽市政府および同市公安局に問い合わせたが、職員らは同件については、わからないとコメントをした。