【大紀元日本7月30日】結婚相手を見つけることは、このほど中国国内のホワイトカラー層を悩ませている。中国のバレンタイン・デーと言われる「七夕祭り(旧暦)」の7月31日を前に、上海の若者に人気の出会いサイトBusZone(公交族)は、出会い作りキャンペーンを始めた:大勢の若者に出会いのきっかけを作るため、上海市中心部の人民広場で7月31日、約5千個の特製ブレスレットを無料配布する予定という。
赤い文字「M」が刺繍されているこの特製ブレスレットは、最近、上海では若い男女の間に流行っている。多くの独身の若者が、これを身につけ、地下鉄や、バスなどの公共の場で出会いのきっかけを作ろうとしている。刺繍されている「M」は、「Man(男)」や、「woMan(女)」、「Marry(結婚する)」などの英語の一文字を取ったもので、着用者は独身で、恋人を募集しているとの意味を表しているという。
考案したのは「流星王子」というネットネームの独身男性で、彼は外資系企業に勤務するホワイトカラーで、仕事に没頭するあまり恋愛する時間すらない。上海の多くの「独身貴族」は毎日通勤に費やす時間は、社交時間よりも遥かに長いため、通りかかる際に互いに一目ぼれした、見知らぬ若い男女の縁を結ばせるために、「流星王子」はこの独特なアイディアを考案した。数ヶ月前に、「流星王子」は「バス・ゾーン(Bus Zone)」というネットサイトで、このアイディアを公表した後、ネット利用者から多くの支持が寄せられた。
支援者のネット利用者たちは資金を出し合い、黒地で赤い字のブレスレットを制作し、今年6月に無料で配布した。利用者には好評で、すでに恋の実を実らせている人もいるという。
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