【大紀元日本7月29日】夏を本格的に迎えるにあたり、台湾では夏休み中、少年少女の不純異性交遊による、少女の堕胎ブームが起こっている。台湾行政院衛生署(日本の厚生省に当たる)は27日、未成年の少女が堕胎を求めるケースを毎年調査した結果、自ら購入した廉価の中国製・中絶薬「RU486」を服用して、却って品質に問題があるために、大量出血の危険性が高いと警告した。
通称RU486(マイフプリストン)は、妊娠を維持する黄体ホルモンに拮抗する作用を持ち、服用することにより、妊娠中に上昇した黄体ホルモンの血中濃度を低下させ、子宮内膜を剥離させ、妊娠49点xun_ネ内であれば、自然流産と同じような経過をたどる。
中央社の報道によると、台湾市場で合法的に販売されている「美服錠」「保諾錠」の二種は、産婦人科の医師による検査と診断が義務付けられている上、値段も一回の服用分三粒が、約3千台湾元(約1万円)と高値である。妊娠した少女の多くは、社会に知られるのを恐れ、病院での検査を避けたりするため、彼女達は闇業者が販売する中国製中絶薬「珠停」「息隠」など、格安の粗悪品を手にしてしまう。
台湾薬事管理局の職員頼ケイ賢氏は、「中国製のRU486は格安で、値段は約数百台湾元だが、有効成分が少ない上、品質が極めて粗悪である。15-6歳の少女を対象にした過去の調査で、剤量が不足しているために中絶が不完全で妊娠が継続したり、あるいは用量を超えて服用して、大出血を起したり、不妊症を起したりするケースが多く見られた」と明かした。
日本では、正規のルートによる中国製RU486の入手は不可能であるが、一部の個人輸入代行業者によって闇市場で出回っている。