【大紀元日本6月27日】中共農業部の消息によると、甘粛省舟曲県で14日から、アジアⅠ型口蹄疫ウィルスが流行したと発表した。甘粛省境界内の口蹄疫は、これで3度目。
同発表によると、舟曲県の農家が飼育している牛が14日発病し、20日までに都合213頭が相次いで発病したという。
情報筋によると、発病した牛の検体は、中共・国家口蹄疫参考実験室によって分析測定が行われ、アジアⅠ型口蹄疫であることが確認された。
感染発生後、中共農業部と甘粛省政府当局は、すでに関連対策措置を講じ、感染の拡大は食い止められたという。当局は発病した牛など合計380頭を処分したという。
中共農業部は今年の3月初旬に張掖市甘州区、5月末に嘉峪関市峪泉鎮で、同型口蹄疫の流行感染を発表した。