広西省:連日の暴雨、死者21人、被災者460万人

2006/06/22
更新: 2006/06/22

中国広西省壮族自治区は、6月に入ってから2度にわたり最大級暴雨に襲われ、21人が死亡、460万人が被害を受け、19万5500人が緊急避難したという。

新華社によると、6月7日から10日および13日から15日に、広西省の71の県(市、区)は暴雨または最大級暴雨に襲われ、梧州市区、百色市平果県等一部地区は、土砂流、土砂崩れ、山津波および冠水の災害が相次いだという。

報道によると、6月16日から19日にかけて、広西省壮族自治区民政庁は、梧州、桂林、柳州、百色等、被害が甚大な9つの罹災地区へ災害調査および被災地の再建指導のために、5つのチームを派遣したという。

また、中共当局は広西省に対して、すでに2100万人民元(約3億3600万円)の救済応急資金を割り当て、近日中に広西省民政庁より梧州、桂林等被災地区へ配布される予定でいる。

報道によると、今年は夏になってから、中国華南・江南地区で頻発した暴雨のため、多くの地区は地質災害に見舞われたという。