馬英九・台湾国民党党首、7月10日~15日に来日

2006/06/18
更新: 2006/06/18

【大紀元日本6月18日】台湾国民党党首で台北市長の馬英九氏は、国民党関係者と7月10日~15日に来日、東京、横浜、大阪および京都を訪問する予定となっている。昨年8月に国民党党首に就任してから、初めての訪日。

共同通信によると、馬党首は訪問の初日に石原慎太郎・東京都知事および野党政党幹部等政財界の要人と交流を行う予定。また、東京の外国人記者クラブおよび横浜市立大学での講演も予定に盛り込まれている。13日に京都へ発ち、京都府および大阪府両知事と会談し、同志社大学で講演を行い、15日に関西国際空港より台湾へ戻る予定でいる。

2008年総統選で最有力候補とされる馬党首は、今回の訪日活動は国民党の政権奪還を目指す姿勢であるとみられる。新聞関係者の分析によると、馬党首は今年の初めにヨーロッパおよび米国の訪問の続き、今回の訪日は外交の優勢を獲得するほかに、「反日派」のイメージを取り除く狙いもあると分析した。