【大紀元日本6月6日】中国広州市黄埔区の住宅街「夏園小区」で4日午後3時20分ごろ、身分不明のグループらによる銃撃戦が発生した。複数の目撃者の証言によると、双方の合計人数は約十数人で、約10発ほど発砲、負傷者も出たという。警察が現場に駆けつけたときにはすでに逃げ去り、白い乗用車一台が現場に残されたという。
現地紙「広州日報」の報道では、現場に残された白いトヨタの乗用車の左側の前のドアには血が残されていたという。調査中のため、現場には警戒線が張られ、立ち入り禁止となった。
事件を目撃した現場の近くの住民によると、十数人の男たちが4、5台の車に乗り合わせて現場に現れ、そのうちの2人は覆面していたという。双方は約8丁の拳銃を所持、そのうちの一丁は約30センチの長さで、現場には十数個の薬きょう(弾丸の殻)が残された。紛争の原因はわからない。警察が現場に駆けつける前に双方のグループは車で逃げ去ったという。
現場付近の商店主によると、銃撃戦は約10分間続き、住民は皆流れ弾を恐れ、ドアを閉め、家に隠れたという。
今回の事件の背景はまだ判明していないが、中国国内ではマフィア勢力が日々凶悪化しており、背後では地方官僚と癒着するケースが少なくないという。
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