5日発表の世論調査で、韓国の盧武鉉大統領の支持率が20.2%と、過去最低を更新したことが分かった。
盧武鉉大統領が率いる与党・ウリ党は、先月31日に投開票された韓国統一地方選挙で、主要な16自治体の首長選のうち、1カ所を抑えるにとどまった。一方で、野党のハンナラ党は、地滑り的勝利を収めた。
ギャラップ・コリアが実施し朝鮮日報が掲載した世論調査によると、84.6%が、ウリ党敗北の責任の一端が大統領にあると回答。約40%は、ウリ党敗北は政府に経済運営の能力が不十分なためと回答した。
盧武鉉政権を支持しないと答えたのは、70%近くに上った。ギャラップによると、調査は6月3日に1022人を対象に電話で実施した。