【大紀元日本4月9日】4月5日午前10時頃、四川省広元市中級法院オフィスビル内で、突然爆発が発生、爆薬を身に付けた身元不明の男性が現場で死亡、裁判官1名が重症を負った。
香港「文匯報」の報道によると、今回の自爆事件は各所の注目を集め、爆発発生後、四川省の関係部門は、既に広元法院の鉄門を閉鎖、部外者の出入を禁止、また、警察当局は警戒区域を設置し、区域外には多くの見物人が詰め掛けているという。
爆発は、法院東側5号楼民事審判二廷で発生し、この部屋の窓ガラスは爆発で粉砕、法院外の大通りは、ガラスの破片、大小の肉片が散乱しているという。
報道によると、負傷した裁判官は王友勤氏(55)で、広元市中医院の指摘によると、王裁判官は、顔面など数箇所に外傷を負っているだけで、生命の危険を脱したという。
自爆した男性の身分について、警察当局は現場遺留品から手がかりがほとんどなく、広元市各級の公安機関は、この男性の氏名、戸籍などの関連情況について捜査中だという。