【大紀元日本4月5日】中共政権による盛んな諜報活動を反撃するため、ドイツの情報機関は国内での中共スパイへの監視体制を強化する方針を打ち出した。中央社が伝えた。
3日に発売のドイツ週刊誌「フォークス」は、ドイツの情報機関・連邦憲法擁護庁の内部報告を引用し、中共スパイは駐ベルリンの中国大使館の指示下で、ドイツの各社会層でスパイネットワークを構築し、軍事や、経済、学術研究と政治など各分野の機密情報を積極的に収集し、 さらにドイツ在住の反体制派を探っていると報じた。報道の中で、ある情報機関の幹部の話を引用し、中共スパイらは、ドイツ南部に在住する新疆地区の自治を求めるイスラム教ウィグル族人に浸透し、ドイツ国内でも彼らに対して暴力を振るっているという。
このような状況の中で、ドイツの情報機関・連邦憲法擁護庁は、国内で活動する中共スパイに対する監視を強化する方針を決めた。