【大紀元日本4月1日】チベット亡命政府代表は先月、チベットの自治権に関して、5年にわたる第5回の会談で、一週間の訪中を終了したが、同会談について、双方は基本的見解の相違は解決できなかったことを明らかにした。
代表のロディジャルイ・ジアセン氏、カイサン・ジアセン氏などは、会談に関する声明で「双方はお互いの立場について更に深い理解ができたが、基本の限界の相違は依然存在している」と述べ、さらなる話し合いを希望することを示した。
チベット問題の専門家らは、会談に対する中共の時間かせぎの姿勢について、70歳のチベットの精神的指導者ダライマラ14世は、亡命先で死去する可能性があり、それによって、権力の真空化で亡命政権の不安定を狙っているのではないかと見ている。
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