【大紀元日本3月13日】全人代(中国全国人民代表大会)は11日、最高人民法院と最高人民検察院の報告を受け、昨年12月末に北京籍・白ロシア籍女性と性交渉を持ち、北京警察当局に現行犯逮捕された、湖南省紀律検査委員会(共産党内部の権力監督機関)副書記・杜湘成被告の事件に言及した。
香港「星島日報」によると、「全国売買春一掃計画」を主導していた中共湖南省委書記・王茂林氏は、本件はまだ終了せず、比較的複雑、免職は当然と示唆、杜被告は紀律委員会幹部でありながら買春をした行為は「極めて悪い影響」と指摘した。
報道によると、中共中央政治局常務委員、中国紀律委員会書記・呉官正氏は、失態を知り激怒、徹底的に調査するよう指示したという。湖南当局はすでに、杜被告の免職処分をしたと同時に、その経済状況についても調査を行っているが、現時点では外部に情報を一切公表していない。
杜被告は、前湖南省常徳市紀律委員会書記・彭普ヨン容疑者の巨額汚職事件を調査担当してから名を走らせた。杜被告は、昨年12月末、友人らが押さえた北京高級ホテルの一室で買春、捜査当局が扉を破壊し強襲、同氏を現行犯逮捕した。本件は湖南省政界を驚愕させたという。
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