韓国海軍、イージス艦「KDX-3」に艦対地巡航ミサイル搭載か

2006/02/02
更新: 2006/02/02

【大紀元日本2月2日】韓国海軍は2008年、現在建造計画中の将来型イージス駆逐艦「KDX-3」に艦対地巡航ミサイルを搭載するという。搭載される弾頭は30発、射程は500㎞を超えるとみられる。韓国軍当局によると、韓国海軍が配備しようとする艦対地巡航ミサイルは、米国製「トマホーク」に類似、洋上の艦艇から内陸の戦略目標を打撃するという。韓国軍当局は、射程等の詳細を発表していないものの、軍事専門家の一部は、射程500㎞以上になると指摘。

中広新聞によると、現在、韓国軍が装備する最も長射程のミサイルは、「玄和」「ATACMS」などの地対地ミサイルで約300㎞。韓国軍当局筋によると、韓国海軍は2008年からイージス艦「KDX-3」を初度配備開始、順次増やし3隻にまでしたい意向だという。イージス艦を現在配備しているのは米国、日本、スペインの3カ国で、日本の海上自衛隊は、「こんごう」「きりしま」「みょうこう」「ちょうかい」など4隻を配備、さらに北朝鮮の「ノドン」などに備えるため、さらに2隻を予定、最近では、対テロ特措法に基づき、防衛配備中の4隻全てがインド洋に派遣された。