【大紀元日本1月15日】中国を極秘訪問中の北朝鮮金正日総書記が14日、中国南部の深セン市の視察に訪れた。韓国メディアの情報によると、すでに中国国家主席・胡錦涛氏と会談した可能性が高いという。
金総書記の中国訪問について、中共政権はいまだに公表していないが、韓国の聯合ニュースによると、14日金総書記が中国広東省の深セン経済特区を訪れ、ハイテク工業区や、港、原子力発電所、工業施設などを視察したという。
中国政府メディアの新華社通信は、胡錦涛国家主席が14日厦門市にいることを報じたが、金総書記との会談には言及しなかった。13日には金総書記が広州市の中山大学を参観したことが一部で伝えられていた。厦門市と広州市は隣接している。聯合ニュースは「金総書記はすでに中国国家主席・胡錦涛氏と会談した可能性が高い」と報じた。
これまでの金正日総書記による中国訪問に関して、中共政権は一貫して情報を厳密に封鎖し、事後公表する形を取ってきた。今回も例外ではなく、メディア情報多くが確認を取れていない。
専門家は、今回の訪問は米国による北朝鮮に対する金融制裁や、6か国協議と関連があると分析している。
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