【大紀元日本1月15日】アフリカで初めて民選による女性大統領が誕生し、16日にリベリアのエレン・ジョンソン・サーリーフ次期大統領の就任式が行われる。国連平和維持活動(PKO)部隊および米軍は、同就任式の警備を強化し、準備が着々と進められている。VOAが伝えた。
米大使館によれば、サーリーフ大統領の就任式に備え、米第六艦隊の軍艦はすでにリベリア海岸に配置されており、就任式が終わるまで警備を行うと示した。また、国連のヘリコプターも常時、首都・モンロビア上空を巡回し、装甲車も町に配置される予定という。
当日は、国際空港から就任式の会場までの道路における検問所の人員も増加され、主要道路および一部の公共場所は封鎖される予定。
リベリアは25年間にわたる内戦、反政府勢力の武装統治を終結し、2003年、国連安保理決議による国連リベリア・ミッションの設置が行われた。平和および安全のため、リベリアは現在武器の輸入が禁止されている。
多くのアフリカ国家首脳および米国ローラ・ブッシュ夫人、ライス国務長官も同就任式に出席する予定。