ヒューマン・ライツ・ウォッチ、スーダン大統領のダフール紛争処置について調査要求

2005/12/13
更新: 2005/12/13

【大紀元日本12月13日】国際人権保護団体『ヒューマン・ライツ・ウォッチ』がスーダン大統領・オマル・アルバシール氏のダフール紛争における非人道的な行為について調査するよう求めた。報告によると、ヒューマン・ライツ・ウォッチはその他20の国家、軍隊、及びジャンジャウィード民兵を調査対象として列挙。報告書は国際司法裁判所の検察当局に基づき、12日ダフール情勢について国連安全保障会議でブリーフィングされる。VOA が伝えた。

ヒューマン・ライツ・ウォッチのアフリカ当局、ピーター・タキラムブード氏によると、スーダン高官はダフール紛争における少数民族虐殺について説明責任があるという。2003年に勃発した当紛争は、アフリカ系反乱組織と政府系民兵とで衝突、推定18万人が死亡、200万人が難民となった。