【大紀元日本12月12日】ナイジェリア南部ハーコート空港で10日、旅客機の着陸時の事故で乗客110人のうち103人が死亡、7人が生存とナイジェリア航空当局が発表した。VOAが伝えた。
ソソリソ航空が運行する同旅客機は、首都アブジャから到着する予定であった。目撃者の証言によると、着陸は嵐の中強行されたという。旅客機に乗った家族連れは、「少なくとも中学生65人が乗り合わせていた」と述べた。
ジャーナリストのポール・オコロ氏は、「ベルビュー航空の離陸事故で117人が死亡した後だけに、アフリカ人の多くがナイジェリア航空産業の安全性に疑問を抱いている」と述べた。航空産業の専門家によると、ナイジェリアの商業用旅客機は20年以上経過した中古で、滑走路も修繕が必要だという。アフリカの航空路線は世界のシェア4%しかないが、人命にかかわる事故の約4分の1を占めている。