【大紀元日本12月4日】中国政府は12月3日、中国中部にある河南省新安県に炭鉱事故が発生したことを発表、42人が行方不明になった模様。同日、黒竜江省七台河に発生した炭鉱事故で169人が死亡したことが発表されたばかり。中新ネットが報じた。
報道によると、国家安全監督総局は12月2日午後11時40分に河南省新安県石寺鎮の石炭に水漏れ事故があったことを発表し、今のところ、42人が行方不明という。今も懸命な救援が行われているという。
事故のあった炭鉱は村が経営する炭鉱であり、年間生産能力が6万トン、整合炭鉱であるため、生産許可証はすでに取り消されている。
中国の資源に対する需要が年々増加する中、炭鉱の産量も増える一方である。しかし、多くの炭鉱は国の許可を受けずに無断で設立され、安全意識も希薄であり、炭鉱事故が相次ぎ発生している。政府が発表した数字によると、昨年一年間で6千を超える炭鉱労働者が遭難し、死亡したという。また、死亡者は実際2万人に達しているという情報もある。
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