【大紀元日本11月29日】『国連ラテンアメリカ・カリブ経済委員会(ECLAC)』の発表によると、中南米では1日1米ドル以下で生活せざるを得ない貧困層の割合が過去2年間で減少し続けているという。VOAが伝えた。
国連パネリストの25日発表では、2003年以来中南米人1,300万人が貧困から脱したという。これは中南米諸国の好景気と、外国へ出稼ぎに出た労働者からの本国への送金が原因。同委員会のホセ・ルイス・マッシーニ氏は「今年の計画では1980年代初頭以来、貧困層は最低レベルになるはずですが、地域問題を根本的に解決するものではありません」と述べた。
国連の報告書によると、中南米の41%、2億1,300万人が貧困に喘いでいる。