パキスタン大地震、死者1万8000人

2005/10/09
更新: 2005/10/09

【大紀元日本10月9日】パキスタン国防省のスルタン報道官は9日、首都イスラマバード近辺を震源に大地震が発生し、死者は既に1万8000人に達したと発表した。このほかに負傷者は4万1000人にまで達し、死亡者はさらに増える可能性があるとした。地震は現地時間の8日、午前8時51分ごろ発生し、当日夜までさらに余震は十回以上を数えた。AFP通信が伝えた。

(GettyImages)

カシミール地方の被害がもっとも大きく、国境警備兵約200人が死亡したという。北西辺境にある州の学校2カ所では、児童約400人が死亡した。また同国北部マンセラで学校が倒壊、少女ら約250人が犠牲となった。

CNNの報道によると、8日午後には激しい風雨に見舞われ、救出作業にも影響が出たが、9日午前には天候は回復した。これまでに、日本を含め、国連や各国の緊急援助チームが9日から現地入りし、救援に乗り出している。

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