【大紀元日本10月2日】インドネシアの観光地バリ島で、現地時間10月1日午後7時(日本時間同8時)ごろ、連続で爆発が発生。現地の病院は、外国人観光客を含む少なくとも24人が死亡、95人の負傷者が出たと発表した。在ジャカルタ日本大使館は2日未明、旅行者の日本人男性(51)が死亡、そのほか日本人4人が負傷したことを確認した。
爆発は、最初にジンバラン地区から発生、数分後、観光名所のクタビーチのショッピングセンターでも起こった。現地テレビ局の報道によると、爆発は少なくとも3回発生し、現地の外国人観光客に恐怖感が広がっているという。
ユドヨノ大統領は最近、インドネシアのテロリスト数百人が国外追放されたが、依然国内に潜伏していると警告していた。爆発事件後、大統領は国家テレビ局を通じて強い関心を示すと同時に、マレーシアとフィリピンのテロリストが目標をインドネシアに移すという情報を7月に得ており、その後ジャカルタとバリ島への警備を強化していたと表明した。
捜査当局は、テロリストによる犯行の見方を強め、調査を進めている。
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