【大紀元日本8月16日】中国南部の広東省では最近、ガソリン供給が深刻に不足しているため、多くのガソリンスタンドで「無油」(ガソリンなし)という看板が出されている。
広東省の地域夕刊紙羊城晩報13日付けの報道によると、広東のガソリン自給生産は同地区の需要の40%しか供給できないため、60%は内陸の北部や海外からの輸入に頼っている。しかし、国際市場でのガソリンの急激な値上げや、最近の台風などの悪天候の影響で、内陸からの船運輸が確保されていないため、広東省ではガソリン供給がピンチとなった。
広州市内では、ガソリンを求める客が長蛇の列を作り、ガソリン探しはドライバーたちの日課となっている。彼らは1回給油するのに、何時間も順番待ちしなくてはならない。
給油待ちする車の交通整理をする警官
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