【大紀元日本7月27日】米スペースシャトル「ディスカバリー号」は26日打ち上げに成功し軌道に乗ったが、発射時に船体から落下物が確認されたほか、燃料タンクの先端に鳥の衝突も指摘され、帰還に問題がないか調査中と、NASA(米航空宇宙局)が発表した。VOAが伝えた。
シャトルは12日間飛行予定でごう音をあげ軌道に乗ったが、ビデオ映像は落下物をとらえていた。しかし、船体の敏感な表面が危険な状態になったのかどうかはすぐには明らかにならなかった。
記者会見で、NASA(米航空宇宙局)は発射時に耐熱タイルの一部が剥がれ落ちたと発表した。これまでにも離陸時にタイルは剥がれており、帰還時の大気圏再突入には問題はなかったとしている。
今回の発射時の落下物は多くのカメラがとらえており、二年半前の発射時にコロンビア号の翼にダメージを与えたものと同様のものである。そのためコロンビア号は大気圏再突入時に炎上し、搭乗していた飛行士7人が犠牲になった。
NASAは、船体がダメージに耐えられるかどうかを録画映像から詳しく調査すると言う。
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