【大紀元日本7月17日】中国解放軍は最近、初めて解放軍の幹部配置に関する改革の内容を公表した。当改革計画は、海軍と空軍の指揮層幹部の削減と陸軍集団軍体制の軍、旅、営の再編成などの内容が盛り込まれており、年内の完成を目指している。一般的な見方として、胡錦涛中国国家主席は、今回の異動を利用して、自分の腹心を配置するつもりだと見られている。香港紙『苹果日報』7月14日付けの報道が、中国軍部の機関紙「解放日報」を引用して、伝えた。
当報道によると、新しい幹部構成の詳細はすでに全軍に通達され、執行されはじめた。軍事委員会と総司令部は、新しい編制が確実に実行され、年内に改革が完成するよう、管理の強化を求めた。今度の改革は、軍隊構成の再編を含め、指導機関、直属組織および副職の指揮官を大幅に削減し、情報通信の統一化と、高度の連合指揮システム実現を図っているという。
同報道によると、空軍基地、海軍基地などの指揮機関を廃止し、三つの陸軍集団軍編制を削減し、軍隊将校を大きく異動することは今回の改革の目玉。そのため、外部は、これは胡錦涛が編制改革中の軍隊将校大異動を機に、自分の腹心の配置を計画していると見ている。
つい最近、胡主席は建軍節に当たる八月一日前後に更に6人の上将を昇進させ、軍の中で自分の腹心を育成していると報道されたばかり。
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