【大紀元日本7月1日】中国国家財政省職員が27日、財政省の徐放鳴・金融局長がすでに汚職容疑で逮捕されたことを明らかにした。これは中国金融界の高官が一連の汚職容疑で逮捕された最新の案件である。
「明報」6月28日の報道によると、財政省事務局のある従業員は、徐放鳴・金融局長が逮捕された件についての問い合わせに対し「確かにそのような事実がある」と伝えた。しかし、詳細については言及しなかったという。徐局長は中国農業発展銀行の元副頭取・胡楚寿、于大路が公金を流用した事件と直接関係があるという。
調べによると、徐局長は財政省金融局長として絶大な権力を握っており、国有銀行、資産管理会社と国有発展銀行の主要な株権を持っているという。徐局長はまた、4大商業銀行の株式を保有する国有資産管理会社「中央匯金投資」の役員の一人である。その会社の唯一の出資人は国務院である。
徐局長の汚職容疑に関する詳しい事情はまだ公表されていない。