米議会中国委員会、「天安門大虐殺」を記念

2005/06/04
更新: 2005/06/04

【大紀元日本6月4日】「天安門大虐殺」16周忌を記念するため、米議会中国委員会が評論を発表した。

米国ラジオ「ヴォイス・オブ・アメリカ」によれば、米議会中国委員会のチャック・へーゲル上院議員とジム・リーチ下院議員が水曜日に談話を発表した。16年前に、中国の天安門広場と周辺地域で、全世界の人々が、中国共産党による大虐殺を目の当たりにした、今日になっても、我々は当時学生と市民らによる、平和的な民主行動と言論自由を求める光景を、鮮明に覚えている。

評論では「中国共産党は、学生らの民主活動を武力鎮圧したけれども、天安門広場に集結した勇士たちの思想を、砕き壊すことはできなかった。現在、中国民衆の中では官僚腐敗などの社会問題に対する不満が、日々高まっている」と語られた。

両議員らは、「中国の発展方向と前進の過程は、最終的には、中国の民衆が自ら決めるべきで、中国の指導者は、透明かつ公正で、全国民が社会参与することが許されるという社会環境を、設立するための第一歩として、踏み出さなければならない。そのためには、アメリカは、必ず協力していかなければならない」と述べた。

議会行政当局中国委員会は、2000年に設置された機構である、目的は中国における人権と司法分野の状況を監視し、大統領と国会に年次報告を提示することになっている。