【大紀元日本5月31日】中部国際空港の開港、「愛・地球博」の開催、そしてイタリア・トリノ市との姉妹都市提携を迎える為、例年10月に行われる名古屋祭りは本年は5月28日、午後1時40分から開幕され、それぞれ28日と29日に名古屋の中心街で盛大なパレードが行われた。2日間のパレードへの人出は、106万人(主催者発表)を数え、昨年の112万人には及ばなかったものの、例年以上の観衆を集めた。3000人以上がパレードに参加した。
天下統一の礎(いしずえ)を築いた織田信長隊が登場
おなじみの郷土英傑行列の先陣を切って登場した少年鼓笛隊
赤組、緑組、元気いっぱいの笛の音が、豪華時代絵巻の幕開けを告げる
パレードに出発する豪華な山車
パレードで最も注目を集めたのは、山車揃と、郷土英傑行列。湯取車・神皇車などの9台の山車と、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の3英傑の生涯を表現した行列が、ゆっくりと通り過ぎ、まるで日本の豪華時代の巨大絵巻が徐々に繰り広げられる様に、観衆は熱烈な拍手を送った。
(名古屋=森澄慧)