【大紀元日本5月12日】『羊城晩報』の報道によると、中国の通信会社と電力会社はこの二年間だけで、不当に50億元の使用量を徴収したという。電力会社だけで27.4億元の不当徴収があった。
中国国家技術監督局はこのほど、全国17ヶ省の企業が生産した34種類の電気メーターに対して抜き打ち検査を行った。その結果、75%のメーターが速められていることが分かった。平均的に10%、最高28%の消費量が不当に増加されたことが明らかになった。
規定によると、誤差が±2%以内のメーターは品質上問題ないとみなされている。電力部門は長い間、電力の経営だけではなく、電気メーターの検品と取り付けを独占しているため、有効な監督体制はなかった。企業が生産したメーターはほとんど、電力会社が購入し、使用者の家に取り付けているという。ある関係者の話によると、電力会社は利益を高めるために、生産工程でメーターを速めるようにと企業に要求しているという。この要求に従わなければ、製品は不良品として買い取ってもらえない。
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