【大紀元2月13日】(韓国=大紀元記者・曾慧)仏教伝説の花であるウダンバラが韓国の各地で花を咲かせ、話題を呼んでいる。韓国の京畿道儀旺市の清渓寺、冠岳山の竜珠寺に続いて、全羅南道順天市海竜面の須弥山禅院の観世音菩薩像にまたこの花が咲いた。
この菩薩像は高さ20cmほどで、この禅院の道月和尚が掃除している時、菩薩の顔面に直径1mmのウダンバラ花が10輪咲いているのを発見したという。
須弥山禅院の法長和尚は「この仏像は13年前から護身用に私が祭っていたもので、私が開けた時いくつかの白いものを発見した。最初は別の何かと思っていたが、いっしょに修行している道月和尚が翌日注意深く見たところウダンバラの花だと判明しました」と話している。
仏経の記載によれば、ウダンバラは3000年に一度咲く花で、この花が現れたときは世の中に転輪聖王が正法に現れることを意味する。仏記によると今年は3032年である。須弥山禅院の法長和尚は「このウダンバラは宗教と信仰の視点から見て初めてその奥義を見ることができると私は確信している」と言った。
仏経の記載によると、転輪聖王は仏陀と同じ32相、7宝を持ち、武力を使わないで正義と正法の輪を回し世界を支配する理想の帝王である。仏教であろうと、キリスト教、 儒教であろうと、ただ名称が異なるだけで、自身の理念を持って絶えず人々に慈悲を与える人だけが、転輪聖王に会う縁がある。
仏経の無量寿経の記載によると、「ウダンバラの現れは瑞祥の兆である」としている。 このニュースは、自由に信仰を持つことが出来る韓国の国民に驚きと喜びをもたらした。
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