中国国民が望むこと、トップ10

【大紀元日本6月10日】中国のサイトが、「いま何を最も望むか」という内容でアンケート投票を実施。その結果、実に70%を超える人々が「もっとお金が欲しい」と回答した。総合的にお金や海外旅行など、現実的で、より生活を豊かにするものがランクインしている。ランキングトップ10の詳細は以下の通り。なお、カッコ内のパーセンテージは、質問に肯定的に答えた人数の割合を示している。

第1位「もっとお金が欲しい」(72.68%)

第2位「海外旅行がしたい」(65.12%)

第3位「中国を世界の大国にしたい」(54.09%)

第4位「高級車が欲しい」(48.50%)

第5位「豪邸に住みたい」(48.27%)

第6位「本をたくさん読んで、知識豊かになりたい」(45.23%)

第7位「いろんな場所で友達を作りたい」(44.39%)

第8位「会社のボスになりたい」(37.03%)

第9位「宝くじを当てたい」(26.85%)

第10位「素敵な異性とめぐり逢いたい」(25.67%)

以上がランキングだが、「お金がもっと欲しい」の項目は、実に70%を超える人々が即座にイエスと答え、堂々の第1位となった。

それに続いたのが海外旅行。CNNによると、ここ10年間で中国人の海外旅行客が急増。2015年までには、1億人を突破する見込みだという。

また、第4位には高級車がランクイン。中国では、これまでは主に徒歩による旅行スタイルが多かったものの、近年は車を使った快適なスタイルへと、移行が始まっているそうだ。最近では米誌フォーブスが「7年以内に、中国が最大の高級車市場となる」と予測するなど、急成長している分野でもある。

第7位には、「いろんな場所で友達を作りたい」がランクイン。これはMSN、微博、QQなどのインターネット上のソーシャルネットワークが流行したことで、主に若い世代がより多くの友人と繋がりたいと思うようになったことが要因だといわれている。

(翻訳編集・森 豪太)