経済失速で人は戻らず 空き村と貧困が広がる
中国農村から消えた正月のにぎわい
中国の農村で、旧正月の雰囲気が急速に薄れている。本来なら、家族が集まり食卓を囲み、村が一年で最もにぎわう時期であるはずだが、今年は様相が一変した。
多くの村でまず目につくのは、人の少なさである。北部の地域では、大通りに人影がほとんどなく、かつての帰省ラッシュが見る影もないほど静まり返っている。「昔はこの時期、村がいちばんにぎやかだった。今は空っぽだ」と語る住民もいる。
この背景には、出稼ぎ労働者の収入減少と賃金の未払いがある。仕事が見つからず、雇い主から3か月分の給料を受け取れないまま、帰省の費用すらままならない人も少なくない。「金が入ったら帰るつもりだが、いつになるか分からない」と訴える声もある。
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