スイス、人体標本展を中止「法輪功学習者の可能性」倫理団体から苦情
スイスのローザンヌで10月19日から開かれる予定だった人体標本展について、市当局は中止を決めた。倫理団体は、展示遺体が法輪功学習者を含む中国の囚人である可能性が高いとして、苦情を申し立てていた。
ローザンヌのコンベンションセンターで開かれる予定だった人体展覧会「リアル・ヒューマン・ボディーズ」は、生物を半永久保存できる技術(プラスティネーション)で加工された、実際の人体が使用されている。これまでオランダ、ベルギー、スイス首都ベルンで巡回展示会が開かれた。
展示会中止は、キリスト教団体「拷問と死刑廃止のためのキリスト教徒行動(ACAT)」が苦情を申し立てたことによる。ACATは、展覧会で使用された遺体は拷問で死亡した、あるいは死刑執行された中国の囚人や、中国共産党政府が非合法化し、拷問を伴う弾圧を受けている法輪功のメンバーである可能性が高いと主張する。
関連記事
第2回世界人型ロボット競技大会に出場を予定している中国の人型ロボット1台が短距離走テスト中、カーブで進行方向を適時に修正できず、コース脇の配電盤に正面から衝突。腰部の関節を損傷し、火花が飛び散ったことがSNSで話題になっている
中国各地で、80代の高齢法輪功学習者が相次いで拘束・収監されている。脳血栓や重度の高血圧を抱える人も例外ではない。
高齢者にまで及ぶ弾圧の実態を追う
中国で出国者への審査が強まっている。上海浦東国際空港では個人情報の記入やスマホ検査を求められたとの報告があり、米国では一部の中国人がパスポート更新を拒否されるケースも出ている
中国共産党(中共)財政部のデータによると、2026年上半期の国有土地使用権譲渡収入は9778億元にとどまり、前年同期比31.5%減少した。2021年上半期に記録した最高水準と比べると、すでに7割以上縮小している
ティム・ホートンズ中国事業は、2019年の進出以降黒字化できず、累積損失は約33億元(約700億円)に達した。第2四半期の売上高は前年同期比21.7%減、既存店売上高も17.8%減となった