住民による逃走支援も警戒し、警察や捜索員が道路沿いに約2メートル間隔で配置された(左)。容疑者が潜伏しているとみられるトウモロコシ畑は、捜索のため大規模に刈り払われた(右)。中国・河南省西平県、2026年8月。(動画より)
警察の包囲網と村民の支援 異例の「追う者」と「守る者」の構図

「逃げ切ってほしい」殺人容疑者を村民が総力支援 食料、水、鍵付き車両まで提供=中国

殺人事件が起きれば、住民は警察に協力し、容疑者の早期逮捕を願う。それが普通だ。

ところが、中国・河南省西平県では、まったく逆の光景が広がっている。住民は逃走中の殺人容疑者に同情し、「どうか逃げ切ってほしい」と潜伏を助けるだけでなく、逃走にまで手を貸す人が後を絶たない。

容疑者が身を潜めているとされるトウモロコシ畑には、食料や飲料水、モバイルバッテリー、さらには鍵を付けたままの電動バイクや自転車、三輪車、自動車などを運び込む動画がSNSに次々と投稿された。「どうか逃げ切ってほしい」と容疑者にエールを送る声も広がっている。

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