EUが米「パックスシリカ」構想に参加 対中依存の低減を目指す
EU、オランダ、ドイツ、ギリシャが、米国主導の「パックスシリカ(Pax Silica)」構想に新たに参加した。同構想は、中国共産党(中共)との競争激化に対応すべく、AI関連の技術サプライチェーンを強化することを目的とする。
2025年12月の第1回「パックスシリカ」サミットでは「パックスシリカ宣言」に署名した7つの創設メンバーは、米国、日本、韓国、シンガポール、英国、イスラエル、オーストラリアだった。
パックス・シリカ宣言は、2025年12月に米国務省が主導して署名された国際的な共同宣言である。半導体・AI・重要鉱物などの技術サプライチェーンを同盟国間で安全に確保し、中国への「強制的な依存」を低減することを目的としており、エネルギー、先端製造、半導体、AIインフラ、物流など全領域にわたる信頼できるパートナー間の協力を掲げている。
関連記事
中国側への軍事機密提供に関与した台湾軍の退役少佐と息子らに、台湾高等法院が差し戻し控訴審で実刑判決。次男には懲役16年、退役少佐には11年6か月を言い渡した
台湾の検察は、NVIDIA製B300搭載AIサーバー74台を中国へ不正輸出したとして関係者8人を起訴した。虚偽書類で出荷承認を得て、約33億円の不正利益を得た疑いがある
タイで中国人女性がホテルから男4人に連れ去られる事件が起きた。女性は両手を縛られた状態で車から脱出。警察は、知人に誘われてタイを訪れ、ミャンマーへ連れ去る計画だった疑いを調べている
カナダと米国の対立背景にある「経済安全保障」の課題を解説。米市場へのアクセス維持と中国への依存回避という板挟みのなか、CUSMA交渉でカナダが直面する主権と強靭な戦略的バランスの必要性に迫る論評
米国のベッセント財務長官は「経済的孤立作戦」を開始し、イランの資金網を徹底的に遮断する方針を表明した。デジタル資産や金、航空、海運などへの制裁も拡大。イラン通貨リヤルは過去最安値を更新した