訪米中の台湾最大野党トップに 中国出身者が抗議 「共産党受け入れるなら 台湾は香港に」
台湾の最大野党・国民党の鄭麗文主席が最近、米ニューヨークを訪問した際、中国出身の華人達が鄭氏の対中姿勢に疑問を呈する場面が相次ぎ見られた。6月7日夜、ニューヨーク市フラッシングで開かれた歓迎晩餐会では、会場外で風刺漫画の投影による抗議活動が行われたほか、翌8日には鄭氏がアメリカ非営利団体「アジア・ソサエティ」で公開対談に出席した際、中国出身の参加者が「共産党を受け入れるなら、台湾は香港になる」と書かれたTシャツを披露し、「これは鄭氏に贈る言葉だ」と訴えた。
7日夜にフラッシングで開かれた歓迎晩餐会には、ニューヨーク中国和平統一促進会の焦聖安会長や福建同郷会の陳恒均会長らが出席した。また、スーツの襟に中国の国章バッジを付けた人物が鄭氏と握手し、記念撮影を行う様子を確認して、注目を集めた。
一方、宴会会場の向かい側にある建物の外壁に、大型プロジェクターによる抗議映像を映し出した。映像は政治風刺漫画で、鄭氏が台湾を描いた巻物を頭上高く掲げ、それを中国共産党(中共)の党章である鎌と槌のマークが付いた袖を持つ巨大な手に差し出している構図となっていた。
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