洪水で道路や建物が濁流にのみ込まれた湖南省常徳市石門県の様子。2026年5月。(動画より)
「人助けにも許可が必要なのか」

「勝手に救助するな」 洪水被災地へ向かった民間救援隊に撤収命令=中国

中国南部で大規模な洪水被害が続く中、被災地へ向かった民間救援隊が、「無断救援」を理由に上部組織から撤収を命じられた。

被災地からは「なんで助けに来た人を帰らせるんだ」と戸惑いの声が上がり、中国ネットでも「人助けにも許可が必要なのか」と疑問と怒りが噴出した。

撤収を命じられたのは、中国最大級の民間救援組織「藍天救援隊」の河南省チームである。河南省藍天救援隊の本部側は、湖南省常徳市(じょうとくし)の洪水被災地へ向かった複数の支隊に対し、「事前承認なしで越境救援を行った」「現地映像を勝手に公開した」として、全員撤収と書面警告を命じた。

▶ 続きを読む
関連記事
中国・南京の地下鉄が突然、うにょうにょ地獄に。ヘビそっくりの魚が数十匹逃げ出し、女性客は「キャー!」...
中国の農村部にある中小銀行が2025年に670行減少し、1年間で18.6%減った。景気低迷や中小企業の経営悪化、不良債権の増加を背景に、銀行の合併・再編が加速している
建物を買っても、土地は国のもの。しかも期限が切れれば、高額な更新料が待っている。ただでさえ深刻な中国の不動産不況に、さらなる追い打ちだ
ノキアが、2026年末までに中国本土の従業員の大半を削減し、ほぼすべての現地拠点を段階的に閉鎖し、アフターサービスのみを残る方針だ
中国不動産の販売額上位10社で国有系が9社を占め、民間は浜江集団のみとなった。低金利調達と政策支援を背景に国有系が土地市場も主導し、民間勢は後退している。