中国でフードデリバリー最大手の美団の配達員の様子。(Getty Images)
赤字でも客を奪う値引き競争 業界全体で収益悪化

中国デリバリー戦争 利益消える異常事態

中国でフードデリバリーの激しい競争が続いている。

配達無料や大幅割引を各社が繰り返した結果、最大手の美団は2025年、約234億元(約5千億円)の赤字に転落した。京東(ジンドン)も巨額の赤字、アリババも利益が大きく減るなど、業界全体で収益が悪化している。

背景にあるのは、日本でよくある「お得競争」とはまったく違う構図だ。今回は「赤字でもいいから客を取りにいく異常な競争」にまでエスカレートしている。

▶ 続きを読む
関連記事
中国で外食控えが広がる。火鍋チェーン大手「海底撈」の利益14%減。大手ですら苦しい、過当競争の現実が浮き彫りに
中国で弱者の声を伝えてきた独立系メディアが封鎖。公式発表と食い違う情報の拡散を警戒か。今回もまた、問題そのものを解決するのではなく、問題を提起する人を消してフタをしている
エポック・タイムズ上級編集者で、番組『米国の思想リーダーズ』の司会であるヤン・エキレック氏が執筆した『受注に応じた殺人:中国の臓器収奪産業と米国最大の敵の実像』が米紙ニューヨーク・タイムズのハードカバー・ノンフィクション部門ベストセラーにランクインした
中国で4歳の息子が失踪して27年。犯人は身近な従業員。母は8千万円を費やし、家1軒まで差し出した。それでも見つからない。終わらない中国の子供の失踪問題