日本衆院選が公示 高市首相「過半数取れなければ辞任」(Buddhika Weerasinghe/Getty Images)

日本衆院選公示 高市首相が進退表明 過半数が焦点

1月27日、各政党の党首らが街頭に立ち、選挙戦を本格化させた。高市早苗首相は、過半数の議席を獲得できなければ首相を辞任すると明言し、強い決意を示した。

複数の世論調査では、高市首相が率いる自民党は明らかに優勢とされている。日本維新との連立によって過半数を維持できる可能性が高いだけでなく、自民党単独で過半数を確保する可能性もある。2月8日の投票日まで残り10日となったが、最終結果はなお予断を許さない状況だ。

この日、衆議院選挙の選挙戦が正式に始まり、主要政党の党首らが各地で街頭演説を行った。

高市首相は、「日本維新の会、これで過半数を取れなかったら、私は内閣総理大臣を辞める」と述べ、進退をかけた覚悟を示した。

また、「まず食料安全保障。何が起きても日本人が食べるものに困ることはない」と強調した。

一方、中道改革連合の共同代表である野田佳彦氏は、「暮らしを最優先で、暮らしをど真ん中に考え、生活者ファーストのその理念の下に政策を訴える」と訴えた。

日本維新の会の吉村洋文代表は、「日本維新の会は絶対に逃げずに。高市さんを支えていく。そしてなかなか自民党では進まない改革、中に入って、アクセル役になって日本の政治を前に進めていく」と述べた。

今回の選挙に対し、有権者の関心は極めて高く、特に若い世代の間では、選挙を通じて日本の将来に対する考えを示したいという声が多く聞かれる。

大学生の森本晴樹さんは、「強い日本をやっぱり再現してくれる存在ではあるかなと思っていて、そこら辺を評価しています」と話した。

日経新聞、読売と共同通信が行った最近の世論調査によると、高市氏率いる自民党は、全国289の小選挙区のうち、ほぼ半数で優勢とされている。比例代表を含めると、自民党は過半数となる233議席を確保する見通しで、さらに243議席前後の「安定多数」に達する可能性もあるとみられている。これにより、衆議院の委員会人事を主導できる体制を築く可能性がある。

一方、立憲民主党と公明党が結成した中道改革連合は、期待された相乗効果を十分に発揮できていないとの見方が多い。議席数の大幅な増加は見込みにくく、100議席に届かない可能性も指摘されている。

高市氏は23日、予想外のタイミングで衆議院を解散し、前倒しでの選挙実施に踏み切った。現在の高い支持率を背景に、より強固な多数を確保し、今後の政権運営や憲法改正に向けた基盤を固める狙いがあるとみられる。

ただし、一部の調査では、内閣支持率が必ずしも比例代表での得票に直結しない可能性も指摘されている。投票日まで残された期間はおよそ10日で、情勢が変化する余地は残されている。

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