農村に広がる寒さの現実 環境対策の名で押し付けられた過酷な負担
中国・河北省 暖房代が払えない冬
中国・河北省で、「暖房代が高すぎて使えない」という声が相次いでいる。
SNSには、農村の実情を訴える投稿は拡散したが、ほどなく検閲で消えた。
背景には、中国共産党当局が進めてきた環境政策がある。
空気をきれいにするためとして、農村でも石炭暖房が禁止され、天然ガス暖房への切り替えが進められた。
しかし、設備は用意されたものの、かかる費用は住民の自己負担だ。
結果として、暖房はあっても使えない冬が生まれた。
関連記事
日本でもおなじみのハーゲンダッツが中国で苦戦。1年で92店舗を閉鎖し、中国事業売却の観測も浮上
失業者の最後の受け皿とされた配達員や配車ドライバーも飽和状態に。中国では配達員が約2千万人に達し、仕事の奪い合いが起きている
中国の若者が「市長になる方法を教えてください」と役所へ。ところが職員は誰も答えられず、その後アカウントは封鎖された。消されたのは動画か、それとも質問そのものか
中国少林寺の前住職に懲役24年。流用したとされる資金は約66億円。かつて「政治和尚」「仏教CEO」と呼ばれた男に判決が下った
この頃、中国の高校や大学で学生抗議が相次ぐ。「不自由なら死を選ぶ」と書かれた紙が舞い、「自由」の歌声が夜の校舎に響いた