JICAアフリカ・ホームタウン認定状の交付を受けた4つの自治体とアフリカ各国代表者(提供:木更津市)

JICAアフリカ・ホームタウン撤回へ 外交の齟齬 国民に不信感も

国際協力機構(JICA)が発表した「アフリカ・ホームタウン」構想について、同機構は撤回する方針を固めた。背景には、ナイジェリア大統領府が「日本政府が若者向けに特別ビザを発行する」と発表し、複数の海外メディアがこれを報じたことで、国内に「実質的な移民受け入れではないか」との懸念が広がったことにある。

構想は8月21日、横浜市で開かれた第9回アフリカ開発会議(TICAD9)で発表された。木更津市、三条市、長井市、今治市が各国の「ホームタウン」に認定されたが、翌22日、ナイジェリア大統領府が公式サイトで「日本政府が特別ビザを発行する」とする声明を掲載。BBC News Pidginなど海外メディアも23日にこれを報じた。

外務省は25日になって「事業は自治体とアフリカ諸国の交流が目的であり、移民受け入れや特別査証発給は一切含まれない」と発表。JICAも同日公式サイトで「一部報道に移民推進と誤解される表現があったが事実ではない」と発表し、関係先に訂正を申し入れた。だが訂正が公表されたのは騒動が大きくなってからで、初動の遅れが国民の不信感を招いた。

▶ 続きを読む
関連記事
NASAは、月面基地建設や予算再配分による探査加速を鮮明にした。トランプ氏の主導で米国は、中国との宇宙覇権争いで圧倒的優位に立ち、月の戦略的支配を狙う
神韻公演を鑑賞した大学教授の西和彦氏は、伝統文化を復興させるという神韻の使命に感心した。ダンスが上手い上で、「本当に中国の純粋な伝統文化を守っている。それも中国ではなくて、ニューヨークを拠点にして守っているというところにすごく感銘を受けた」と述べた
4月3日、米国の神韻新紀元芸術団は東京・新宿文化センターで2公演を行った。神韻が披露する高度な芸術性と、中国伝統文化の深い精神性は、今回も日本の各界関係者の心を打った。鑑賞した人々からは「人の心を救うための公演だ」といった声も聞かれた
NASAがアルテミス2号の「オリオン」宇宙船から撮影された初の地球写真を公開。月遷移軌道投入後にリード・ワイズマン船長が捉えた、オーロラや明暗境界線が輝く神秘的な地球の姿は、50年ぶりの月帰還を象徴している
大阪・関西万博で来場者輸送に使用した「EVモーターズ・ジャパン」製のEVバスをめぐり、トラブルが相次ぎ安全性が確保できなかった問題で、国土交通省と環境省は補助金の返還を求める方針を固めた。巨額の税金を投入した同バスの導入をめぐっては、選定経緯の不透明さも指摘されている