街角でブロガーの取材に応じ、厳しい現実を語る屋台の経営者たち、中国。(映像よりスクリーンショット)
中国の屋台経営者が直面する現実──「家賃を払えば即赤字、働いても家族を養うのがやっと」

中国の不況ここまで 「屋台はギリギリ」「店を持てば即破綻」

中国経済の冷え込みは、街角の屋台にまで影を落としている。かつて「最後の生存手段」とされた屋台商売も、いまは厳しい現実に押しつぶされている。

広西省・南寧(なんねい)の焼き鳥屋台の男性は「去年は一晩で千元(約2万円)以上売れたのに、今年はその半分も届かない。夜を徹しても客が一組だけの日もある」と嘆いた。かつて月に3万元(約60万円)を稼げた時期もあったが、今はアルバイト代すら払えないという。

中国人ブロガー「深夜小余(しんや・しょうよ)」は南寧などで屋台経営者を取材し、過酷な実態を記録した。屋台は家賃が不要だから、かろうじて続けられるが、テナントを借りて家賃を払えば赤字は必至で、多くの知人が次々と店をたたんでいる。

▶ 続きを読む
関連記事
6歳の女児が、実験的な遺伝子編集治療を受けた後に死亡した。中国ではこうした試験を実施するための基準が異常なほど低く、研究型病院の承認さえ得れば、研究者はこのような議論を呼ぶ臨床試験を進めることができる。
英誌「ネイチャー」に掲載された中国名門大の論文2本が撤回。研究チームの原データ改ざん疑惑が浮上し、大学幹部の更迭にも発展している。
高級ブランド大手エルメスのアクセル・デュマ執行会長は、消費動向を判断する指標として豚肉価格に注目していると明らかにした。豚の生体価格は約10年ぶりの低水準に落ち込み、養豚企業の赤字も拡大している
中国系カナダ人の女性はNATOでの実習中にスパイ活動を行った疑いで逮捕された。中共が海外人材を利用してひそかに情報を収集する手法に、改めて批判が集まっている
リンゴ1個約1万円? 上海に登場した「リンゴ専門店」同じ品種はネットなら数百円で買えるのに1万円。一方で、狙いは価格ではなく「話題性」だという見方も