カナダ 外国代理人登録制度を開始 越境弾圧に対抗
8月19日、カナダの公共安全相は、同国で初めてとなる「外国による干渉防止担当官」が9月に任命される予定であることを発表した。これに合わせ、カナダ政府は今秋、外国代理人登録制度を正式に導入し、外国勢力による浸透や干渉の防止・抑止体制を一層強化する方針だ。
ゲイリー・アナンダサンガリー公共安全相は19日、カナダ公共放送(CBC)のインタビューで、担当官の選考・審査を加速させており、9月15日の議会開会前に候補者リストを野党に提出して審査を受ける予定だと述べた。
外国による干渉防止担当官は、関連法の執行を担い、外国勢力の代理人として活動する人物に対し、自身の対外関係を公開する義務を課す。また、登録された外国代理人の氏名や情報は公共の登録簿に記録され、カナダ国民が無料で閲覧できるようになる予定である。
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